真空管のアンプキットを組み立ててみました。
今から?十年前、はんだごて小僧だったことがあります。
トランジスタやら抵抗やら、ユニバーサル基板に組み立てて楽しんでいたのですね。
もちろん真空管にも興味を持っていたのですが、その時すでに真空管の国内生産は終了していました。
購入しようとしても輸入品や中古品でかなりよいお値段をしていました。
お小遣いで買える物ではありません。
かくして真空管に対して憧れに近いものを抱いたまま、はんだごて小僧を卒業したのです。
月日は流れ、つい最近のこと。
通販関係のサイトをのぞいていたら「真空管アンプキット」なるものが目にとまりました。
若き日のことが思い出され、また値段もそれほどではなかったので買ってしまいました。
それから数日後、宅配便で品物が届きました。

こんな感じでやって来ました。
結構重量があります。

箱を開けると、中身がびっしりと詰まっています。

広げてみました。
値段から考えると、相当がんばってます。

真空管だけに、空中配線の覚悟をしていたのですがその必要はないようです。
プリント基板が付いていました。

電源用のトランス。
カットコアの、しっかりしたものですね。

真空管を出してみました。
ユーゴスラビア製と書いてあります。

頑丈なシャーシです。

では組み立て開始。
まずはプリント基板からです。

部品の実装完了。
あれっ、なんか変です。
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真空管ソケットの取り付け面を間違えました。
まあ、ご愛嬌ということで。
このあと、泣きながら(うそですけど)タイトソケットをはんだごてではずしました。

修正完了。
しかし、真空管のくせに面実装とはなまいきです。

基板部品面。

次にトランス類の取り付けです。

シャーシ裏の配線をして。

配線完了。

真空管をつけて、完成です。

真空管のヒータを撮ってみました。
良くわかりませんけれど。
こんな感じで出来上がりました。
肝心の音の方ですが、はっきり言ってわかりません。
そんなに良い「耳」をしてませんので。
ただ、夜暗い中でヒータがオレンジ色にボッと点いている様には
なかなか良い雰囲気があります。
では、このへんで。