●バジリスク
種族:バジリスク
年齢:不明
性別:オス?
職業:アンシャーのペット(?)
(本編的解説)
「闇の司祭」アンシャーが交易都市メドーラに放った魔獣。
灰色の鱗をまとった体躯に四対の脚を持ち、目を合わせたものを石に変える邪眼を有する。
メドーラの街の住人をことごとく石に変えるが、ギルスに討ち取られる。
しかし既にこの時点でアンシャーは目的を達しており、それはやがて「闇の傀儡」を生み出すこととなる。

(KOYAMA的曲解)
「ドル足掻記」上ではゲーム中グラフィックから、三対六肢と表現しましたが、やはり四対八肢にしておいた方が良かったでしょうか? てなワケでバジリスクです。
「何故アンシャーはこの怪物を街に放った」のかはゲーム本編中で語られており割愛しますが、ここではもう一つ「なぜ『アンチペトロ』を使用しても住民の石化が解けなかったか」を考察してみることにします。
結論から云えば、『バジリスクの呪いは本来アンチペトロ如きでは解けない超強力なもの』だったのではないか、と筆者は考えます。『カイの冒険』でのバジリスクの攻撃もとても強力でしたからね(そこ! 「だるまさんがころんだ」とか云わない!)。ダンジョンバトル中でターン経過やアンチペトロで解石できるのはあくまで「ダンジョン内はジュエルによる加護が働いているから」と考えておいた方が良いと思います。
若し街の住人に何らかの魔力を持つ人物が居たならば、僅かなりとも石呪にレジストして救かったものが居たかもしれないですけどね。TRPG風味に云うなれば、街の住人達は「エキストラ(データを持たないNPC。ゲームマスターやプレイヤーの裁量で自在な演出を与える事ができる)」扱いなんでしょうね。
あと余談ですが、「性別オス?」て書いたのは、「コカトリス」と「バジリスク」がそれぞれ雌雄の区別を指す、てな説が一部にあるからなんですが、本ゲーム中での生態が明らかにされていないですので、あまり細かい事は気にしなくてもいいかもしれませんけどね。




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