●バルスツーカ
種族:人間
年齢:壮年
性別:男性
職業:スーマール帝国皇帝
(本編的解説)
スーマール帝国皇帝。
バビリム王国とイシス王国への侵攻を開始し、それが本作の物語の発端となる一方で、スーマール領内でも重税や人民弾圧などの暴政を布いて国を大きく衰退させた。
しかし元々は家臣の信頼も篤い名君と云える人物であり、これらバルスツーカの乱心行為の総ては「闇の司祭」アンシャーのマインドコントロールによるものであった。
ギルス達との戦いの中で洗脳が解け本来の意識を取り戻すが、その直後に最早用済みとばかりにアンシャーによって命を奪われる。

(KOYAMA的曲解)
「表向きボスっぽいけど実は黒幕に洗脳されてただけの暴君」と云うのは極めてステロタイプな中ボスのアーキテクチャですが、そんな中でも若しかしたら相当おざなりな扱いだったかもしれないバルさん。もう少し情報を出してくれるかと思いきや、口封じとばかりにアンシャーに殺されてしまい、その上結局アンシャー自身がベラベラ喋ってやがるし。ああ不憫。
「ドル足掻記」では詳しく触れませんでしたが、『ブルクリ』ではそのシナリオの大半に於いてアンシャーに洗脳されていた皇帝バララントは正気に戻りバビリムと国交正常化を果たしますので、バルスツーカはバララントの直系(何代目かは不明)と考えても差し支えないようです。
それなのにアンシャーが再び入り込む余地を許す辺り、帝国の史書編纂は一体どーなってるんだか問いたい気もするのですけどねェ・・・




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