●ティアマト
種族:地鎮竜
年齢:相当なもの
性別:オスだと思う
職業:『力の試練』の裁定者
(本編的解説)
北の霊峰・クムガル山脈に住まう黒き地鎮竜。神々の住まう「空中庭園」を目指す者に課せられる『知恵』『力』『勇気』の試練のうち『力』を試す裁定者でもある。クオックスとは何らかの面識はあるらしい。

(KOYAMA的曲解)
『ブルクリ』や『カイの冒険』によると、ブラックドラゴンはクオックスがドルアーガによって分裂させられて邪心をもった存在とされていますが、本作のティアマトは全く別の存在として描かれています。恐らく出自もクオックスとは全く異なり、太古よりこの地に棲んでいたのでしょう。若しかしたらクムガル山そのものを擬人化(?)した存在なのかもしれないですね。その意味では一応『力の裁定者』ではありますが、神々の眷属とは一線を画するのかもしれないです。
ところで、ティアマトはバビロニア神話では「生命の源」とも云える存在で、いわゆる「地母神」として扱われていたそうです。一応筆者は本作のティアマトは「雄」と解釈していますが、若しかしたらお銀ちゃん同様女性キャラで描いても良かったのかしら?(またキャラを壊す気?)
因み話ついでに、「ドル足掻記」でも触れたとおり(ちゅか『ソウルハッカーズ』ネタだよ)、ティアマトと対を成す存在がアプスーなのですが、「ティアマト」と「アプスー」、それぞれの言葉は「苦い水」「甘い水」を意味するのだそうです。なんかホタルを呼んでいるみたいです。でもホタルが棲めるような清流であればこそ生命が育めるのだと考えれば、なんか意味深長に聞こえますよね。ってムリヤリこじつけましたスミマセン。



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