●ナーガル神
種族:神の眷属
年齢:悠久の刻
性別:男性
職業:冥界の支配者
(本編的解説)
『ししゃの たましいを よびもどせる。』
死せるものたちと悪魔どもを幽閉せし世界──「黄泉の国」を支配する神。
冥界を司る神であるが故に、死者の魂をその生前の行いに応じて裁きを与え、地獄へ堕としたりニルヴァーナの園(いわゆる極楽浄土に相当)へと導いたり、更には現世へと呼び戻す事さえも自在に行えるという。
神々の王アヌとは隠然たる対立関係にあり、一説にはアヌを追い落として自らが神々の王たらんとする野心を秘めていると云われており、その関係かなんと魔王ドルアーガとも交友があるとも云われている。
本来は人間に対して強い懐疑心を持っているのだが、冥界下りを行ったギルスの力を認め、カリアの魂を蘇らせる為の試練としてダハックとの対戦を課す。

(KOYAMA的曲解)
ナーガル様のモデルはシュメールの神話に登場するネルガル神と思われますが、このネルガルと云う神は以前掲示板にちょこっと書きましたとおり、人類に最初の法(ハンムラビ法典)をもたらしたとされる神・シャマシュと同一に考えられてもいたようです。シャマシュは太陽神でもありますので、その観点から邪推すればナーガルは天空を支配するアヌに対しての羨望や嫉妬のようなものが有ったのでは? と云う風にも考えられるかもしれませんね。コジツケが過ぎますけれどもスミマセン。
因みにネルガル神、元々は天上に住まう神だったのに冥界の女王エレシュキガルに見初められたが故にその罠にハマり(?)冥界に留まる事になったとゆー、逆ペルセポネな存在でもあったらしいです。とゆー事は、ナーガル様も実はカミさんの尻に敷かれているとか? それもコテコテな関西風オカンな感じの!?
・・・イヤ、だから、なんで「黄泉の国」≒「関西」な発想になるんだってばよ?



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