0022. せめて拉致問題くらい解決してください
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2025年7月21日掲載
参院選が終わった。去年の衆院選、今年6月の都議選、そして今回の参院選と、与党自民・公明は3連敗である。それでも石破総理は、総理の座に居座ることを明言した。
どこまで厚かましいのか?
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前に述べたように、通常国会も参院選も終わった。これからどんな動きがあるかは分からないが、このまま石破政権が続くとするならば、ぜひ取り組んでもらいたい、取り組んでもらわないと困ることがある。
拉致問題だ。
物価・経済問題も、米国による関税の問題も重要だが、拉致問題はもう何十年も前からの懸案事項で、その上に、待ったなしの人命問題である。
拉致被害者の親世代の方々が次々とご高齢のため亡くなってゆき、今や横田早紀江さんお一人となってしまった。彼女もいつまでお元気でいられるか分からない。切迫感が分からないのか?
5人の被害者が帰って来られた小泉内閣のあと、歴代政権は、民主党政権も含めてずっと、「拉致問題は政権の最重要課題」としてきた。
口だけなら何とでも言える。一人でも取り返す気はないのか?
そして、帰還された5人を含めた政府認定の拉致被害者17人のほかに、約900人の、政府不認定の拉致被害者、「特定失踪者」が背後にいらっしゃる。そのご家族も、皆帰還を待ち望んでおられる。
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大きな政治日程の山を越えた今、一刻も早く、石破総理がピョンヤン(平壌)に乗り込んで、キムジョンウン(金正恩)氏に物申して来て、一人でも二人でも日本に連れ帰ってもらいたい。それをしないまま政権の座に居続けるなど、許せない。
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