・あ〜お
●アエタイト
21世紀末に発見された鉱石、110番目の元素によって構成される物質。
非常に軽量で高硬度、その他にも数々の電磁的特性を持ち、その特性を
利用して幾つもの新技術が生み出された。
その希少性から「レアメタル」とも呼ばれる。
名前の由来は鷲の胃から取れるという魔法の石。
●アルバトロス
エスバニア国防空軍の主力戦闘機、エスバニア初の純国産機。
詳細は別記。
●アレック・カッセル少将
エスバニア国防空軍将校、エルファルド要塞攻略作戦を指揮。
●ウェルナー・レイノルズ少将
ゼナン南部方面軍所属、エルファルド要塞副指令官。
●ウッドペッカー
多弾頭型近距離空対空ミサイル。
巡航ミサイルばりの大型ミサイルの中に、小型弾頭がびっしり詰まった
「ミサイルディスペンサー」で、ターゲットに一定距離まで近づいたら炸裂し、中身を
ぶちまける。
つまり「クラスター爆弾」の対空版なのだが、非常に扱いづらい上に対価効果が低い。
『敵を一網打尽にする』という名目のもとに(確かにこれは古来からの至上命題の一つでは
あるが)開発されたわけだが、その大きさと重量(戦闘機のペイロードとの兼ね合い)、
開発費の高さ、さらには『敵が密集していなければほとんど効果が望めない』という致命的な
運用上の欠陥から、現在ではごく少数が生産されるのみ。
・・・ちなみに「ウッドペッカー」とはキツツキのことで、連続する爆発音がキツツキが
木を叩く音に似ている・・・ということでこの名が付けられた。
火器管制システム上での識別は[AAM−W・PV]。
●エーヴベリー大陸
本作品の舞台。南北方向に縦長の大陸で、その面積の7割をゼナン連合王国が占める。
残りの3割にエスバニアをはじめとする中小の国家が存在する。
●エース
各国空軍では昔からの慣習で、一定以上の撃墜数を挙げたパイロットを「エース」と呼ぶ。
●エコー09(ナイン)
ヤサカ少尉のコールサイン。
ちなみにジム少尉はエコー10(テン)。
●エスバニア
7年前の西暦2155年にゼナン連合王国から分離・独立した新興国家。
大統領制、議会によって運営される。
国面積は約22万平方k、人口は約3億7千万人。首都はセラキス・シティ。
主要な産業は、重工業と観光。
陸・海・空、及び情報戦略軍団からなる国防軍を保有。
●エデン計画(エデン構想)
ゼナン連合軍技術開発研究所において、トーマス・フランク中佐の陣頭指揮のもと
進められている国家防衛戦略計画。詳細は不明。
●エマージェンシー・モード
戦闘機の駆動モードの一つ。
緊急時(致命的な損傷やパイロットの意識レベル低下等)にコンピュータが自動で
機体制御を行う。
パイロットの帰還率向上、及び墜落による二次災害を防止するための一種の安全機構。
ちなみに、戦闘機のコンピュータ・システムは大分すると姿勢行動制御システム、
メインコンピュータ、バックアップシステムの3系統にわかれており、どれか一つが
作動していればエマージェンシー・モードは起動可能。
●エルファルド山脈
ゼナン領とエスバニア領を隔てる非常に険しい山脈、ゼナンとエスバニアの
国境線でもある。
平均5000メートル級の山脈で、中でも最高峰のエルファルド山は標高7000メートルを
超え、古くは「神の住まう山」として信仰されていた。
大規模なアエタイト鉱石の鉱脈がある事でも有名。
●エルファルド要塞
エルファルド山脈の中でも、ゼナンとエスバニアの国境線となっている部分の
ほぼ中央に位置する世界でも最大級の軍事施設。
アエタイト鉱石の採掘跡を利用して建造されたため、そのほとんどの区画が
地下に存在する。
ゼナン南部方面軍に所属し、同・第6師団旗下の第1・第2連隊が駐屯する。
基地司令はライル・カーツマン中将。
●オーガスタ級(オーガスタ・クラス)
エスバニア国防軍で使用される、航空艦艇の等級名称。
●オデュッセイア
ゼナン空軍のドラグン級航空戦闘艦、特務部隊シュヴァルツ・ガイストに所属する。
詳細は別記。
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