あ〜お


アエタイト
 21世紀末に発見された鉱石、110番目の元素によって構成される物質。
 非常に軽量で高硬度、その他にも数々の電磁的特性を持ち、その特性を
 利用して幾つもの新技術が生み出された。
 その希少性から「レアメタル」とも呼ばれる。
 名前の由来は鷲の胃から取れるという魔法の石。

アルバトロス
 エスバニア国防空軍の主力戦闘機、エスバニア初の純国産機。
 詳細は別記。

アレック・カッセル少将
 エスバニア国防空軍将校、エルファルド要塞攻略作戦を指揮。

ウェルナー・レイノルズ少将
 ゼナン南部方面軍所属、エルファルド要塞副指令官。

ウッドペッカー
 多弾頭型近距離空対空ミサイル。
 巡航ミサイルばりの大型ミサイルの中に、小型弾頭がびっしり詰まった
 「ミサイルディスペンサー」で、ターゲットに一定距離まで近づいたら炸裂し、中身を
 ぶちまける。
 つまり「クラスター爆弾」の対空版なのだが、非常に扱いづらい上に対価効果が低い。
 『敵を一網打尽にする』という名目のもとに(確かにこれは古来からの至上命題の一つでは
 あるが)開発されたわけだが、その大きさと重量(戦闘機のペイロードとの兼ね合い)、
 開発費の高さ、さらには『敵が密集していなければほとんど効果が望めない』という致命的な
 運用上の欠陥から、現在ではごく少数が生産されるのみ。
 ・・・ちなみに「ウッドペッカー」とはキツツキのことで、連続する爆発音がキツツキが
 木を叩く音に似ている・・・ということでこの名が付けられた。
 火器管制システム上での識別は[AAM−W・PV]。

エーヴベリー大陸
 本作品の舞台。南北方向に縦長の大陸で、その面積の7割をゼナン連合王国が占める。
 残りの3割にエスバニアをはじめとする中小の国家が存在する。

エース
 各国空軍では昔からの慣習で、一定以上の撃墜数を挙げたパイロットを「エース」と呼ぶ。

エコー09(ナイン)
 ヤサカ少尉のコールサイン。
 ちなみにジム少尉はエコー10(テン)。

エスバニア
 7年前の西暦2155年にゼナン連合王国から分離・独立した新興国家。
 大統領制、議会によって運営される。
 国面積は約22万平方k、人口は約3億7千万人。首都はセラキス・シティ。
 主要な産業は、重工業と観光。
 陸・海・空、及び情報戦略軍団からなる国防軍を保有。

エデン計画(エデン構想)
 ゼナン連合軍技術開発研究所において、トーマス・フランク中佐の陣頭指揮のもと
 進められている国家防衛戦略計画。詳細は不明。

エマージェンシー・モード
 戦闘機の駆動モードの一つ。
 緊急時(致命的な損傷やパイロットの意識レベル低下等)にコンピュータが自動で
 機体制御を行う。
 パイロットの帰還率向上、及び墜落による二次災害を防止するための一種の安全機構。
 ちなみに、戦闘機のコンピュータ・システムは大分すると姿勢行動制御システム、
 メインコンピュータ、バックアップシステムの3系統にわかれており、どれか一つが
 作動していればエマージェンシー・モードは起動可能。

エルファルド山脈
 ゼナン領とエスバニア領を隔てる非常に険しい山脈、ゼナンとエスバニアの
 国境線でもある。
 平均5000メートル級の山脈で、中でも最高峰のエルファルド山は標高7000メートルを
 超え、古くは「神の住まう山」として信仰されていた。
 大規模なアエタイト鉱石の鉱脈がある事でも有名。

エルファルド要塞
 エルファルド山脈の中でも、ゼナンとエスバニアの国境線となっている部分の
 ほぼ中央に位置する世界でも最大級の軍事施設。
 アエタイト鉱石の採掘跡を利用して建造されたため、そのほとんどの区画が
 地下に存在する。
 ゼナン南部方面軍に所属し、同・第6師団旗下の第1・第2連隊が駐屯する。
 基地司令はライル・カーツマン中将。

オーガスタ級(オーガスタ・クラス)
 エスバニア国防軍で使用される、航空艦艇の等級名称。

オデュッセイア
 ゼナン空軍のドラグン級航空戦闘艦、特務部隊シュヴァルツ・ガイストに所属する。
 詳細は別記。



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