八木邸

江戸からやって来た浪士隊が初めに逗留した壬生の郷士の屋敷。新選組発祥の地として、訪れる人が絶えることはないとか。現在も八木家の御当主一家がお住まいになっているので、以前は非公開。1999年より公開に踏み切ったそうで、当初は期間限定だったそうですが、2001年4月の時点では年中無休で公開されているとのことでした。


八木邸の長屋門。右手に見えるのが御菓子処の京都鶴屋さん。因に写真を撮影した場所は、まだ私道の真ん中辺り。本宅まではかなり奥に入ります。広いお屋敷だったんですね。この鶴屋さんの辺が離れだったそうで、近藤勇ら試衛館一門はそちらに逗留していたそうです。



上の写真でちょうど右手の赤い傘より奥に見える石碑です。『新選組屯所遺蹟』と彫られています。

この他にも長屋門の前に京都市から有形文化財に指定された”高札”が門前にあります。





上は八木邸の拝観券。左の薄柿色が今年のもの。右側の藤色が1999年のものです。

右手の写真が、今回八木邸内にて公開されていた近藤勇像。力強い彫技と、だんだら模様までも丁寧に彫込まれた細やかさがみられました。





これは通りのとりつきにある新選組遺蹟と記された石碑。お隣には流麗な文字で”公開中”の看板が。とても嬉しく思いました。



これが噂の(?)屯所餅セット(笑)お抹茶のほろ苦さと、お餅のあっさりした甘味が絶妙です。

 

戻る