白虎彷徨 ―会津白虎隊FILE― について
「白虎彷徨」へようこそ。
此方は会津白虎隊に関する事柄をまとめたHPです。基本事項から史料の解読・考察、創作まで幅広く扱っております。白虎隊に興味をお持ちの方々のお役に立てれば嬉しいです。
また、2010年7月より、番外で越後長岡藩に関するページを作成中です。
管理人が幕末に興味を持ち始めた頃、「白虎隊」に対するイメージといえば、戊辰戦争における悲劇の象徴であり、周囲の認識も「白虎隊＝全員が自害した可哀想な男の子達」といったものでした。白虎隊のお膝元である会津および福島県ではそのような間違いはないでしょうが、殊に西日本では、幕末史が好きな人でさえ未だ誤解が多いのです。（白虎隊についての詳細は白虎隊の編制をご覧ください）
偉そうな事を言ってますが、私（管理人）も興味を持ち始めたばかりの頃は同じでした。きちんと勉強してみよう、と思ったきっかけは、10代の頃、会津へ旅行された方に貰った本『燃える白虎隊』を読んだのと、1986年の年末大型時代劇『白虎隊』を観た事でした。白虎隊士役を演じていた役者さん達がほぼ同い年だったこともあり、興味が高まりました。あと、長岡（新潟県）に親戚がいた縁で、戊辰戦争時に友軍として戦った会津藩に惹かれたのも、きっかけの一つです。
それから早や20年。2007年初頭に新春スペシャルドラマ『白虎隊』が放映されたこともあり、世間の認識が変わることを願いつつ、2000年末より運営している幕末サイト内に『白虎隊FILE』を立ち上げ、2007年8月18日に『白虎彷徨』としてサイト独立しました。
このサイトでは、自分なりに白虎隊を探求してみて、多くの史実を知り、「そうだったのか〜！」と眼から鱗状態になった事柄を紹介しています。興味を持ち始めたばかりの頃の管理人と同じく、「白虎隊の名は知ってるけど、詳しくは知らない」と仰る方にこそ、見ていただけたら…と思います。彼らは決して、哀しくて切ないだけの存在ではありません。数々の逸話が伝えてくれる少年達は、真に生き生きとして笑顔に溢れ、出陣のその日まで充実した日々を送っていたに違いないのです。白虎隊を育んだ会津藩の教育や当時の武士階級の倫理観を背景に、激動の時代を真直ぐに生き抜いた彼らの姿を追って行きたいと思います。管理人もまだまだ勉強中ですが、ご一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。
追伸 当サイトをご利用の際は、此方も合わせてお読みくださいますよう、お願い致しますm(_ _)m。→当サイトご利用の方へ
２００７年８月
羽角
２０１０年７月改訂
