kazabana(風花)様21000打キリ番リクエストにて、音さんに描いて頂いた二経塾一番組漫画『兄さんとぼく。』。飯沼貞吉と愉快な仲間たちが繰り広げる、脱力系ほのぼの漫画です♪ 日頃の馬鹿話をネタに、物語を作って頂きました。楽しくて、笑えて、ほんのり癒されるお話なのです。音さん、お忙しい中、素敵な作品をありがとうございましたw 私は幸せ者です…!!

■脱力キャラは貞吉の兄、飯沼源八。彼の人と為りについては、当サイト『飯沼貞吉
FILE』内、「藻汐艸」を参照くださいませ。飯沼家の末弟、関弥ちゃんが家族のことを色々語ってくれています。源八兄が貞吉に負けっぱなしだった事とかね(笑)
■多賀谷彦四郎は、音さんに挿絵を描いて頂いている拙作小説『白虹』第2章にも出ておりますので、興味を持ってくださった方は是非ご覧くださいませ♪ 『白虎隊士の略伝1』にも、少ないながら記述があります。彦四郎は、貞吉と同じく白虎士中二番隊所属。途中で仲間と逸れ、後に帰城。籠城戦を戦いましたが、彼の家族は戊辰戦争にて悉く戦死・自害、天涯孤独の身の上に…。
■町野久吉については、
当サイト『孤舟庵』の雑記に「きらきらしいひと」という駄文がございます…。戊辰3月、兄・源之助が郡奉行として赴任した越後国魚沼郡小出島(会津藩の飛び地領)に随従。閏4月24日の三国峠の戦いで一番槍の武功をあげ、戦死。
■河原勝太郎につきましては、いずれ折を見てきちんと紹介したいと思います。会津会・会津史談会等の会誌に戊辰戦争体験談を色々書き残してくれている河原勝治君のお兄さんで、戊辰時15歳。彼らは、非戦論を唱えた河原善左衛門さんの息子たちです。勝太郎は、8月23日、滝澤にて父・叔父と共に戦死。

自刃後蘇生した貞吉を含め、皆、壮絶で悲しい体験をした子たちです。
でも、そんな彼らにもあったはずの、笑い声が響く平和な日常。そんな或る日を、音さんに漫画にして頂きました。二経塾一番組の塾生たちを、少しでも多くの方に知って頂けますように…。

【お願い】 『兄さんとぼく。』の著作権は、当然ながら作者である音さま@
kazabana に属します。無断での転載等は絶対にしないでくださいね。


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