わ〜い! あきがやってきた・学習活動案


 第1学年  生活科学習活動案
  日 時 平成11年10月8日(金曜日)
  児 童 1学年 男子62名 女子56名 計118名
  園 児  愛国フレンド幼稚園 48名
  指導者 芦野小学校  中村 涼子 工藤 晋子 吉川 千穂  富田 義宏
       愛国フレンド幼稚園  加藤 朋子 武山かおり

1.単元名
「わ〜い!あきがやってきた」

2.単元について
 入学時、学校という新しい環境の中、友達作りを通して安心感を得た子供が、友達と一緒に行動する楽しさを感じながら学校中を積極的に探検し、校庭では「桜がきれい。」「チューリップの芽が出ているよ。」と釧路の遅い春の訪れを感じ取っていた。さらに、学校の中だけでなく外へと広がり、近くの公園で施設や自然を利用した遊びを適し、春の公園に親しみをもったり、季節の特徴をとらえてきている。そこでは、幼稚園との交流を図り、一緒に遊ぶことで、友達の輪も広がった。
 また、自分たちが春から育ててきた花や野菜への興味・関心は高く、成長を楽しみに毎日お世話をしたり、観察を続け、夏には学校や児童館、幼稚園、公園など地域に花のプレゼントをするなど、これらの活動からも少しずつではあるが季節の変化を感じてきている。このように、季節の変化や公園への親しみ、友達とのかかわりを広げてきた子供が、今、秋を迎える。
 本単元は、秋さがしや秋の「もの」とかかわる活動を通して、季節による自然の変化の様子に気づいたり、身近な自然への興味・閑心を一層深めようとするものである。あわせて、「遊び」の中で、友達と一緒に活動する楽しさや充実感を味わい、友達の輪をさらに深めていくことができる題材である。
 小単元「あきをさがそう」では、自分たちが春から育てている花や野菜の様子、校庭や公園の様子から、身のまわりの秋に気づくようにしたい。そして、「○○したいな。」と自分なりに秋を楽しむ活動へと広がり、自然の「もの」とかかわる楽しさを味わうようにしたい。自分なりに楽しんだ秋の活動は、「友達と一緒に遊びたいな。」「もっと他の人にも見せてあげたいな。」と友達とのかかわりを広げていくものと考える。そこで、小単元「あきランドであそぼう」を構成し、友達と一緒につくったり、遊んだりする楽しさや充実感を味わうようにしたい。さらに、1学期より交流してきた幼稚園児とは、双方に「もっと遊びたい。」「いつ遊ぶの?」と気持ちも高まってきているので、ランドに招待して一緒に遊ぶ活動を構成することで、子供の願いを生かし、交流を深めていくことができると考える。それは、最下学年としてお世話を受けることが多かった1年生にとって、園児にやさしく教えてあげたり、お世話しながら一緒に遊ぶことは、自分への新たな気づきや自信につながっていくであろう。また園児にとっても活動の幅が広がっていくものと考える。本単元では、子供のいろいろな思いや願いを実現するために学年TTや幼稚園とのTTを組み、一人一人の活動に沿った支援をしていきたい。また幼稚園とは、双方の実態を把握したり、支援を明確にしていくなど、十分な連携をとりながらかかわっていきたい。

3.研究仮説について
(1)多様な協力教授(TT)
 ・見つけた秋を利用して、「〜をしたい!」という子供の思いや願いは多種多様である。活動していく中で友達との交流が深まり、「一緒に遊びたいな。」「もっと他の人にも見せたいな。」という思いが膨らんでいくであろう。そこで、学年TT、幼稚園とのTTを取り入れていくことで、お互いの考えや工夫を交流しながら、一人一人の思いや願いに沿った主体的な活動ができると考える。

(2)生活に密着した学習材
 ・大切に育ててきた花や野菜、木の実、落ち葉、風など、子供が感じた秋を学習材とし、見つけたり集めたりする中で、「こんな遊びをしてみたいな。」「遊びを友達に教えたいな。」という一人一人の思いが活動となって表れると考える。
 ・今まで、幼稚園児との交流の場、育てた花を飾る場として活用してきた1号公園を、秋さがしの場とすることで、秋の公園にも親しみをもちながら季節の変化に関心をもって活動していくことができると考える。

(3)体験的な活動
 ・学校の周りや公園で秋をさがしたり、見つけた秋を使った遊びを通して、体全体で秋を感じるとともに、試行錯誤を繰り返しながら自分なりに工夫して表現する力が身につくと考える。
 ・友達と一緒に活動したり表現の仕方を交流することにより、協力するよさや友達のよさを実感できると考える。
 ・幼稚園児との交流により、年下の子に対する思いやりの心が育つとともに、「楽しませてあげたい。」「わかりやすく教えてあげたい。」という思いを実現することで、満足感をもち自信へつながっていくと考える。

(4)よさや可能性を生かす支援と評価
 ・「かつどうカード」の活用による自己評価や子供による相互評価、教師の適切な支援や励ましを行うことによって、自分自身の活動の見通しをもち、次の活動に対する意欲がもてると考える。
 ・学年TTや幼稚園とのTTでは、教師間で交流を深めながら複数の目で子供のよさを見取ったり、一人一人の活動に沿った支援を行うことができると考える。

4.本単元と他教科、他領域との関連

本単元の主な活動の流れ 教科他領域との関連
秋をさがそう
 ・ 校庭や公園に秋を見つけに出かける。
 ・ 見つけた秋を紹介しあう。

見つけた秋であそぼう
 ・ 見つけた秋でいろいろな遊びを工夫する。

秋ランドで遊ぼう
 ・ どんなランドにするか話し合う。
 ・ グループで協力しあって作る。
 ・ 幼稚園児を招待して遊ぶ。
図工(2時間)
 「くみあわせると」
 ・ 身の回りにある材料(廃品、自然物など)の
  組み合わせ方を工夫しながら楽しく作る。


学級活動(1時間)
 「ともだちとなかよく」
 ・ 友達に温かな心で接し、仲良くしていこうと
  する心情を育てる。

5.単元の目標
 ・身のまわりの秋に関心をもち、すすんで秋を探そうとしたり、見つけた秋を利用して楽しく遊んだりしようとする。
 ・自分が感じた秋を利用した遊びを考えたり、工夫して表現したりすることができる。
 ・季節の変化や自然のおもしろさ、自分や友達のよさに気づく。

6.活動計画(略)

7.本時の活動
(1)本時の目標
 ・「秋ランド」で,友達と協力したり,幼稚園児と一緒に楽しく遊ぼうとする。
 ・遊ぶ活動を通して,自分や友達のよさに気づく。
(2)本時の展開(14/16)

本時案
                          

  データボックス(生活科)へ