『よくぞでかした』 都内の専門学校に通っていた時のこと。 さとう「先生、この課題は月曜日まででかせばいいんですか〜?」 先 生「ああ、月曜日まででかしてくれればいいよ。」 友 人「あの・・・、”でかす”って何?」 さとう「えっ?仕上げることだけど・・・・。知らない?」 みんな「知らな〜い!」(×5人ぐらい) この頃はわたくし、「”でかす”=仕上げる」って標準語だと思ってたんですよ(笑)。 で、標準語の「でかす」は、「よくやった、でかした!」といった意味しかないということを、 この時みんなに説明されて知りました。あちゃ〜♪ (ちなみにこの時、先生にだけ通じたのは、先生が’新潟出身’だったからのようです) あとは思いつくところでは「まかす」かな?「負かす」じゃないです。 モノを「こぼす」ことです。例えば味噌汁なんかをひっくり返したときなんかに、 「お母さ〜ん、お姉ちゃんが味噌汁まかした〜!」という風に使いますかね。 この後親に怒られる訳ですが(笑)。 ゴミを「捨てる」ことも、秋田では「投げる」って言うんで、友達には「どこに投げるの!?」 などとよく聞かれました。関西の「ほかす」みたいなもんですね。 さらに「叫ぶ」という言葉も、「さけぶ」の他に「さかぶ」と言います。 まるで読み方を間違えたみたい・・・(笑)。 いや〜、訛っているだけが方言ではないんですね〜。 訛りとはもしかしたらちょっと違うかもしれませんが、言葉のイントネーションもたまに 違うみたいです。「椅子」を普通「いす(↑)」と言いますが、私はどうしても「いす(↓)」と 言ってしまいます。「リス(↓)」じゃないんだから」と言われるのですが(笑)、最近はとっさ にどちらがいいかわからなくなって「そこのチェア」と言って大笑いされました。 それと、会社で「いちご(→)」と「い(↑)ちご」で意見が分かれた時、そこに現れた秋田 出身のいのとしさんに、この言葉のイントネーションを聞こうとして、 「いのとしさん、いちご!」と言ったら、「ご・・・、ゴリラ!」と言われました。 どうやらしりとりだと思ったらしいです・・・。 |