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眠れる森の美女 第二幕

姫が眠りについてから100年が経ちました。
仲間たちとともにデジレ王子が森の中に狩りにやってきました。
狩りに飽きてしまったのか、一人になりたいとデジレ王子は一行から
離れる。
このデジレ王子こそ、リラが予言したオーロラ姫の眠りを覚ますことのできる
王子でした。気品にあふれた素敵な王子様です。

一人になった王子は突然不思議な感覚にとらわれます。
リラの精が現れ、王子に語りかけます。

「この城の中にあなたが来るのを待っている姫がいます。
その姫は100年の間深い眠りについています。選ばれたあなたこそが
姫の眠りを覚ますことができるでしょう…」

信じられない…そんな表情の王子にリラの精は城の中で
深い眠りについているオーロラ姫の姿を幻影でデジレ王子に見せるのでした。

その美しさにデジレ王子は魅せられて、姫のところに行く決心をします。
導いてゆくリラの精・・・・
やがて姫のもとへ近づくと、そこに待ち受けていたのはカラボスでした。
デジレ王子は、リラの精の手助けを得てカラボスを倒します。
そしてついにオーロラ姫のもとへ辿り着くと、姫のくちびるに口づけを
します。
その瞬間ついにカラボスの魔法は解け、姫は目を覚まします。
姫だけではなく、王や王妃もそのほかの人も、城も、すべてが
昔のように目を覚ましました。
オーロラ姫とデジレ王子は幸せそうに見つめ合っています。
予言どおり現れた王子を、国王夫妻は祝福するのでした。
宮廷は昔のように幸せな雰囲気に包まれるのでした。

第三幕へつづく・・・

予言どおりに約束された王子がオーロラ姫の眠りを覚ましました。
カラボスはデジレ王子に倒されてしまいますが、元の原因は、忘れられて招待されなかった
事にあるのですから、ちょっとかわいそうな気もしませんか?
他の解釈ではカラボスは倒されず、最後の結婚式にも招待されている事もあります。
悪者は倒される…ほうがすっきりするのか、それとも和解してみんな幸福・・
そんな感じがいいのか・・・それはお好みでどちらでもいいですよね。
それでは3幕、幸せいっぱいの結婚式へ移りましょう。

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