鑑定を行う機関は宝石鑑定を専門に行っていますので、その鑑定の能力は疑い
ようがありません。機械で分析できる定量的な部分についてはまったく問題があり
ません。例えば、カラット数、カットの形状などです。
問題は、定性的な部分です。Yellow(黄色)の判定をしたところ、宝石店からクレ
ームが来たらどうなるでしょうか?次の鑑定は他に回すかもしれないといわれたら、
あなたならどうしますか?White(無色)に修正することは絶対にないでしょうか?
かくして、宝石鑑定機関の評価は甘くなりがちです。
なにしろ、鑑定料金は宝石店からでるのです。
宝石を売るときは、宝石鑑定書は参考程度だと覚悟して下さい。
そんなことはないと反論する気があるひとは、手持ちの宝石を鑑定書を添えて売
ろうとしてみて下さい。その際に、鑑定書と実際の評価の違いを確認してみて下
さい。まさに、「百聞は一見にしかず」を実感することになるでしょう。